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ドライヘッドスパとは

ヘッドスパとドライヘッドスパって何が違うの?効果は?

ヘッドスパ

シャンプーやクレンジングなど頭皮の洗浄、マッサージや揉みほぐしなどの頭部・頭皮に対して行う施術の総称。

ドライヘッドスパ

ヘッドスパの一種で、水や温水シャワー、オイルやクレンジング剤などを使用しないマッサージやツボ押しなどで頭部・頭皮を揉みほぐす施術。

※オプションメニューでドライシャンプーやアロマオイルを使用することもあります。

ドライヘッドスパの施術にはどのような効果を期待できるのか

・脳疲労を解消することで自律神経が整う。

・自律神経が整い、ホルモンバランスが改善する

・首や肩の凝りが軽減されることにより緊張型頭痛:頭重(ずおも)が解消

眼精疲労の解消

不眠の改善・睡眠の質の向上

・頭皮と顔がリフトアップされることによるアンチエイジング効果

など、その他にも様々な効果が期待できます。

脳疲労を解消することで自律神経が整う

ドライヘッドスパで頭皮を揉みほぐし、頭部のツボを刺激することで脳の血流が良くなり、脳機能が活性化されます。

また、頭部を心地よいリズムと圧で刺激することでリラクゼーション効果が得られ、ストレスが軽減し、脳疲労を解消する効果が期待できます。

脳が過度なストレスを受け、本来の機能が低下した状態の脳疲労状態が続くと、自律神経が乱れ、不安やイライラなど精神的症状、頭痛や倦怠感など身体的症状を引き起こします。

ドライヘッドスパで脳疲労を解消することで自律神経の乱れを整え、精神的・身体的症状を改善へと導く効果が期待できます。

自律神経が整い、ホルモンバランスが改善する

自律神経は交感神経(活動)と副交感神経(休息)があり、ドライヘッドスパで頭皮を揉みほぐすことで副交感神経を優位にし、脳をリラックス状態へと導き自律神経を整える効果が期待できます。

また、ホルモンバランスの調整を担う自律神経を整えることで、その改善が期待できます

忙しい日々の生活や仕事ではもちろんですが、休日などでもスマホやテレビなどあらゆる情報や刺激で溢れている現代社会においては、交感神経が優位に働き、脳の興奮状態が続く時間が多くなりがちです。
脳の活動時間が多く、休息とのバランスが崩れてしまうと、自律神経の乱れにつながり、それに伴う症状を引き起こしてしまいます。

多くのリラクゼーションサロンでは施術だけでなく、店内の内装や照明、音楽などを落ち着いた色合いや明るさ、曲調にするなどでよりリラックス効果を期待できるよう工夫しています。

首や肩の凝りが改善されることにより緊張型頭痛:頭重(ずおも)が解消

ドライヘッドスパで頭部を揉みほぐすことで血行が良くなり、筋肉の凝りは血行が悪化することで引き起こされるため、首や肩まわりの凝りの改善にも期待できます。

特にデスクワークをされている方や、日常的にスマホやパソコンの画面などを同じ姿勢で長時間見る機会が多い方は首や肩まわりの血行が悪くなりやすく、目を酷使することで後頭部にある眼球を動かす筋肉(後頭下筋肉群)が疲労し、後頭部から首筋、肩まわりの筋肉が凝りやすくなります。
筋肉の凝りが続くと、頭全体または後頭部の首の付け根から肩にかけて締め付けられるような痛みを伴う、緊張型頭痛:頭重(ずおも)を引き起こしてしまいます。

当サロンを含む多くのサロンさんは、ドライヘッドスパの施術に頭だけではなく首や肩まわりのほぐし施術が組み込まれているので、頭から肩周りまでの血行を改善することで、凝り=血行不良を改善し、緊張型頭痛を解消する効果が期待できます。

眼精疲労の解消

ドラヘッドスパで頭皮を揉みほぐし頭部のツボを刺激するにより、頭部だけでなくお顔まわりや首・肩まわりの血行も促進され、目を酷使することで生じる凝り(血行不良)が原因の眼精疲労を解消する効果が期待できます。

デスクワークやプラベートなどでスマホやパソコンの画面などを長時間見る機会が多いと、目が充血・乾燥するに加え、眼球を動かす際に使われる後頭部の首の付け根あたりの筋肉(後頭下筋群)が酷使されることで血行不良が生じ、首や肩の凝りへと繋がります。

当サロンではお客様の状態に合わせ、眼精疲労に効果のあるお顔まわりのツボ押しを組み込むことでより効果を期待できる施術を行なっております。

不眠の改善・睡眠の質の向上

ドライヘッドスパで頭皮を揉みほぐし、頭部のツボを刺激することで血流が改善し、心地よいリズムや圧で施術を行うことでリラックス効果が得られ、ストレスが軽減されることで不眠の改善や睡眠の質の向上が期待できます。

入眠作用を担い、睡眠の質に関わるメラトニン(睡眠ホルモン)は、夜になると日中に分泌されたセロトニン(幸せホルモン)を材料にして分泌されます(図①)。

セロトニンは、日中に太陽光を浴びたり、ウォーキングやリズム運動、咀嚼などで分泌が促進されますが、ストレスにより分泌や活性化が妨害を受けるといわれています(図②)。

オキシトシン(愛情ホルモン)はストレスを軽減するといわれ、人の手による心地よいリズムや圧のドライヘッドスパでオキシトシンの分泌を促し、脳をリラックス状態へと導くことでストレスを軽減する効果が期待できます(図③)。

頭皮と顔がリフトアップされることによるアンチエイジング効果

ドライヘッドスパで頭皮全体を揉みほぐして引き上げることにより、頭皮と一枚の皮で繋がっている顔の皮膚も引き上げられ、顔全体のリフトアップ効果が期待できます。

また、頭部を揉みほぐしてツボを刺激することで頭部だけでなく顔の血行も良くなり、むくみが改善されフェイスラインの引き締まるなどのアンチエイジング効果が期待できます。

どのような方にドライヘッドスパはおすすめか

当サロンでは下記のようなお悩みのある方に特におすすめしております。

・長時間のデスクワークやスマホの使用などで首や肩のこり、眼精疲労を感じている方

・仕事や家事、プライベートが忙しく、思うようにリラックスできる時間の確保が困難な方

・対人関係や仕事などのストレスにより自律神経が乱れ睡眠の質に不満のある方

どれくらのペースで施術を受けるといいのか

ドライヘッドスパは、ご自身である程度セルフケアが可能な方であれば、

月に1回のペースで施術を受けることをおすすめしています

サロンでの施術が初めての方や、セルフケアが困難な方、日々のお仕事やプライベートが忙しく、日常的にリラックスできる時間を確保することが困難な方へは1〜2週間に1回のペースをおすすめすることもあります。

頭皮や心身の状態は、日々の生活や仕事、環境などから受けるストレスの影響で変化し、個人差もあるので、実際に通うペースは、お客様のご都合などを含めて担当されたセラピストと相談し、無理なく通えるよう検討されることをおすすめします。

ドライヘッドスパを受けるにあたって知っておきたいこと

ドライヘッドスパでは基本的にシャンプーやクレンジングなどの頭皮を洗浄する施術は行いませんので、ワックスなどの整髪料(髪を固めてまとめる系)を使用している場合、手ぐしが通らず施術が困難になってしまう場合があります。

ドライヘッドスパの施術を受ける際は、できるだけワックスやスプレーなどの整髪料を使用しないようにお願いしています。

また、ドライヘッドスパの施術の中にお顔まわりのほぐしやツボ押しが組み込まれている場合もあるので、顔まわりも含めた施術を希望する場合はメイクが多少くずれてしまう可能性があります。
※当サロンではお顔まわりの施術を希望されるかどうかを施術前にお伺いしております。

ドライヘッドスパでは基本的に頭皮の洗浄を行わないので、頭皮の皮脂汚れや臭い、フケ、痒みなどの頭皮そのものの問題を解決または改善したい場合は、理美容室さんで実施されていることの多い頭皮の洗浄を含むヘッドスパを検討されると良いかと思います。

明らかに皮膚異常をきたしている場合(痛みや傷がある、湿疹があるなど)には施術をお断りさせていただくこともございます。